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グリーフケアに関する本の紹介
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子どものグリーフケアを考える会について

子どものグリーフケアを考える会を2008年1月からスタートしましたが、ここしばらく休眠中でした。
子どものご家族の方、子どもや家族をさまざまな立場で支援している専門職の方などテーマに関心のある方と一緒に勉強会を企画していきたいと思っています。
2012年度から、また再開して活動を広げていけたらと思っています。

子どものグリーフケアに取り組みきっかけは、10年程前に緩和ケア病棟で働く看護師の友人からある患者様が容態が変化し、危篤となったときにその患者様のお子様が病室から出されて廊下で1人で待っている場面に遭遇したことを話してくれました。
その友人は、親と別れていく子どもたちの様子をみたときに、何かできないのかと思い、そのような子どもの問題に取り組んでいる人はいるの?と投げかけられ、その子どもの様子を想像するだけでも非常につらい思いがしました。

私の専門である小児看護学の中でも残されたきょうだいの問題を語ることはありますが、残された子どもの問題には、まだまだ十分に取り組めていないと思いました。
また、親を亡くす子どもの問題やケアには、やはり十分な焦点が当たっていないことに気づきました。

その問題が気になりながらも時間は経過していたのですが、2006年にアメリカのダギーセンターの活動を知り、その後実際にダギーセンターに研修で1週間ほど行く機会があり、そこでの活動の内容、子どもの喪失、悲嘆の問題を遅ればせながらもあらためて考えさせられ、勉強する機会となりました。
日本の同じような喪失や悲嘆を体験している子どもたちとその家族には、まだまだできることがいろいろあるのではないかと思い、この問題にもっと多くの人に関心を持ってもらい、子どもたちへの支援につなげていきたいと思ったのがきっかけです。

ダギーセンターをモデルにした施設は、日本でも神戸と東京にありますが、大規模な施設がなくてもこのような問題に取り組む場と機会があることが広がっていくことを期待して地道ながら活動を展開できたらと思っています。